おかずは脇役?サンバルが主役!ナシ・テンポンの魅力

バリ島でたま〜に「ナシ・テンポン/Nasi Tempong」といい文字を見かけます。
ジャワ料理です。
実は今まではナシ・テンポンの何が美味しいのかサッパリ不明でした。全然美味しそうに見えなくて?添えられる味の無いおかずも大き過ぎて食指も動かず。
見た目も好きじゃなかったんです。なんかテキトーな料理と思っていました。
メイン(肉か魚)を少し食べて他のおかずは残していました。


今回はそんな私がナシ・テンポンの美味しさに少し目覚めはじめたお店に出会いました

『Warung Banyuwangi Bu Doni』

ナシ・テンポンとはごはんとメイン(肉や魚の揚げ料理)にテンペ、揚げ豆腐、野菜(茄子、青野菜、冬瓜など)が添えられたお料理。サンバルがたっぷりついてきます。

あれ?!これはイケル〜♬
ここのお店のナシ・テンポンはあっという間に完食?
熱々で出てきます!


おかず全部が小ぶり。小ぶりさがいいんです。
全部の素材がいい仕事しているんです。
サンバルの味がいいのが明確にわかります。

特にご飯の上に必ず乗せられる小魚の塩味!! 絶対日本人はツボるはず。
アヤムゴレン(鶏の唐揚げ)も、からっと揚げたてのお茄子も熱々で美味しい!
ほんのり甘い味つけのプルケデル(コーンのコロッケ風)は箸休め
?
最後まで美味しく残さず食べました。

おかずはサンバルにつけては食べることで味が成立します。
サンバル無しだと味が足りない。
生キャベツ、きゅうり、クマンギの葉も全部サンバルと合わせて完食!
いつもなら残していた生野菜でしたがサンバルが美味しくて。

あ!!!
おかずのためのサンバルというよりも

サンバルを味わうためのおかずなのでは?
ナシテンポンの真髄はそういうこと?

私悟った?☺

おいしいナシ・テンポンに出会った!

バリ島から一番近い、ジャワ、バニュアンギ出身のご家族の経営のワルンです。
なんだろう〜雰囲気がめっちゃジャワな感じのワルンです。

アクアやテボトルが並ぶむかしながらのローカルワルン

このお店のナシチャンプルもおいしいんですよ(売り切れ時の写真ですが?)

うちは近いのでデリバリーも熱々で届きます。(Mサイズ)おかずが一口サイズでお弁当を食べているような感じ? ナシチャンプルの様におかずが混ざり合わないのでサンバルの味がダイレクトです。
シンプルの極みあっさりしてるんですよね〜?
Biasa(Mサイズ)Rp.14500 、Jumbo(Lサイズ)Rp.20,000

ナシ(ごはん)テンポンのテンポンとはどういう意味かを教えてくれたのは
バリ島では超有名な『ナシ・テンポン・インドラ』のお母さん。
「ほっぺたをひっぱたく」様をテンポンというそうです。
「ビンタを食らう程辛い!!!」といういわれです。

そうそう最後に!注意!このお店で「ナシテンポン」を食べるなら、手で食べることになります。南部では絶滅危惧ワルン!手で食べる式!逆に貴重です。
是非、ローカルになりきってお店で手で食べることを挑戦してみてください。


Warung Banyuwangi Bu Doni
Jl. Batur Sari No.37C, Sanur
0821-4599-3333
毎日7:00〜0:00

2020年4月時点:
ゴーフードやグラブフードでも人気のお店です。今もデリバリー活気あります?
(お店も開いているはずです、念のため電話で確認の上どうぞ!)

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