私はサヌールのメインストリート(Jl.Danau Tamburingan)からつながる路地Jl.Kesariに住んでいます。
ヴィラと個人宅ばかりでお店は殆ど無い通りなのでとても静かです。
その中でひっそりと営業する看板の無いワルンがあります。
私はこのお店のことを前から書きたいと思っていました☺
シャイなバリ人夫婦が営む小さなワルン。うちからは歩いて数十秒で行ける場所にあります。
家庭的な飽きのこないナシチャンプルです。
種類はひとつだけですが毎日日替わりでおかずが違います。
ご夫婦の優しい雰囲気がいいんです。
会話は少ないですが夫婦の阿吽の呼吸を感じます。
13時には品薄に!売り切れてしまいます。
私は13時すぎに買いにいくことが多いのでおかずが品薄だったりしますが、それでもとしても美味しいのです。
いつも鶏肉料理と魚介料理の両方がちょこっとずつ入っています。あとは卵焼きとお野菜のお惣菜。バリ島の友人家で頂く様な丁寧なお味?
価格が、今のところまだRp.10,000〜Rp.12,000と時が止まっています。
数年前はたしか7000ルピアでした。。。
奥さんの方がいつも忙しく手を動かしていて旦那さんの方はのんびりしています。
旦那さんは時々奥から出て来ては奥さんをサポートしているように見えました。
でも、ある時知りました。
ナシチャンプルは旦那さんがメインで作っていたんです。
なんと旦那さんはこのワルンを開ける前までサヌールの重鎮ホテル、「タンジュンサリ」で長年シェフを勤めていたそうで、定年で引退してから今のお店をはじめたそうです。
住まいはバトゥブランで、家では仕込みをしているそうです。
毎朝ふたりでバイクの二人乗りをして市場へ立ち寄って
ここへ出勤して調理しているんです。
7年目だそうです。
以下はいつぞやのテイクアウト写真
うちの家に植木屋さんや修理工の方が一日仕事の時は、ここのナシチャンプルを
職人さんのお弁当にしています。?好評なんです。もし売り切れていたら是非、ティパットを試してみてください。こちらもおすすめ!
激辛ですけど!(辛さはリクエストできます!)
ティパットはちまきと野菜を擂り潰したスパイスソースで和えた軽食
奥さんがてきぱきとひとつずつ作ってくれるので新鮮で美味しいです。
こちらはうちのアリーが毎日買いにいっていたフルーツのルジャッ。
バリ人の大好物♬
看板も無く、誰もが通り過ぎる場所にありますが、ジモPには知られるお店です。
お店の名前はないのですか?と聞くと
すごく恥ずかしそうに「Warung Bucu Sariっていうんだ」と。
誰も知らない、ご夫婦だけが知るお店の名前です?
さてさて、このお店の魅力はこれだけではありません。
次のページにて
『おじさんの才能と趣味を大公開』