サンバルマタラーは必食だ!?昔ながらの路上炭火焼小屋で?焼カツオとサンバルマタ

マニアック情報ですが、隠れた人気バリ飯処、
Ikan Tongkol Bakar+Sambal matah、焼きカツオのサンバルマタの露店!!!をレポ。
(詳しくはイケカツオの炭火串焼きのサンバルマタ添え)

ジンバラン式イカンバカールも最高に美味しいですが
このシンプルな青魚とサンバルマタの組み合わせは和食に近い感じで
サンバルマタの美味しさをダイレクトに味わえる日本人ノックアウトな焼き魚なのです。

イケカツオにはタレ(バリのスパイス)をつけて炭火で焼きあげて、サンバルマタをふんだんにつけながら食べます。
バリバリ(関西弁)うまい、バリ料理です。

プルチン・カンクン(空芯菜のサンバル和え)もローカルの定番メニューで
何故かトンコール屋さんにたいてい置いています。
なぜか切らないで長いままの空芯菜。なんで切らないのか、食べにくいわ〜これだけは理解不能?これはロンボク発の料理だったな。
もしかしたら、トンコール・バカール自体がロンボク発のお料理なのかも!
ロンボクを取材したときに何度か見た記憶が!
煙があがっているな〜と思ったら串焼にされたカツオが何本もバケツにささっている
原始的な光景が浮かびます。

私の馴染みの露店はレノンにあります。
バリ島へ移住してすぐに住んだのがデンパサールのレノン地区でした。
その頃はワルンもポツンポツンだった通りが今ではお洒落なカフェも出来て随分変わりました。
そんな中、この店がまだ健在でほっとします。
お店というか、はじめはお店も構えていなくて路上販売でした。


お店になったのは3年くらい前かな〜。それまでは屋台さえもなくて
夕方から路上に焼台出して暗闇で焼き魚の煙をあげていました。
目印はその煙だけでした。

サヌールに引っ越ししてからもたまに思い出して買いに行っていましたし、
見つけにくいけれど人気が高くていつも人が並んでいました。。
ローカルには結構有名店です。

若い夫婦で営んでいて、愛想がいい旦那さんと大人しくてか細い奥さん。
奥さんは色っぽくて美人なのに、いつも汗と煙にまみれていて。。。
テイクアウトの包みをもらう度に
『この人、磨いたらめちゃくちゃ綺麗やろなぁ〜、成功して欲しいなぁ〜』と見とれていました。

 

ある日、掘っ立て小屋を構えるようになって凄く嬉しそうにしていて私も嬉しく思っていました。昼間からの営業になったと微笑んでいた美人妻。✨

暫く行かなかったのですが3月の初旬に通りかかったらまだ営業していて嬉しくなり、久しぶりにテイクアウトしようとバイクを停めましたら。。。

サンバルマタをたっぷりつけてくれます!

残念。。。あの若夫婦ではなくて全く別のおばさんでした。
誰や??このおばさんは?
わ!お店に名前がついている!看板も!

でもでも、什器もメニューもお店も前のまんまなのです。居抜きで交代したのかなぁ。。。?

お店の中の席は無くなっていました。
テイクアウトオンリーのお店のわりには広い。

久々のこの味!
日本人は絶対好きに違いない。

昔のバリを知り尽くした友達とテンションあがって頂きました。絶対に手づかみでたべるべきなお料理。というか手でないと食べられない。
白飯もビールも進みますな〜?

どっさりサンバルマタをつけてくれるのは昔と変わらないけど、サンバルの味は前の方があとほんの少しだけ美味しかったかな〜。(長年の愛着の味が〜)
だけど、満足なシンプルバリ飯です。

焼き魚は大きさによって1本Rp.15,000〜35,000でサンバルマタつき。
安くて間違いなく美味しい✨

こんな場所にもチャナン(お供え)があるのがバリらしい〜

数年前は夕方、ところどころの路上で煙が上がっていた気がします。
レノン地区は今や高級住宅街ですから整備が進んですっかりカキリマが居なく無り、掘っ立てワルンも激減しています。
このお店もそのうち消えるのかもな〜。

だけど田舎の路地に行くとまだまだあるはず。
トンコールバカール(焼きカツオとサンバルマタ)のシンプル露店?
たいてい焼き魚の他のメニューは白飯と副食プレチンカンクン、海藻のサンバル和え、ルジャック、ピーナツ、クルプックのみ。

夕方、路地で煙があがっていたらトンコール・バカールかも!
サンバルマタラーは必食だ!!!???


Warung Merta Segara
Jl. Tukad Yeh Aya No.150, Renon
目下お昼から21時ぐらいまで

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