インドネシア料理の代表格のルンダン・サピ(ビーフルンダン)/Rendang Sapi
バリ島で食べるならこの店にデッカい太鼓判押します!
じゃじゃ〜ん?✨
ルンダン・サピ(レンダン・サピ)のバリ島ナンバーワンのお店はサヌールのダプールオマ/Dapoer Omaです。
柔らかくて、スパイスが肉の繊維全てに行き渡っていてかつ、お肉の味もちゃんと味わえるんです。ビーフシチューとビーフカレーが合体したような濃厚さ。
どうしたらこんなに上手に作れるんだろう?
ココナッツを使いますが、ココナッツ味が主張しないので苦手な人も美味しく頂けると思います。
これを食べる時は、必ずナシクニン(ターメリックライス)を選びます。
この日はプルケデル・ジャグン(コーンのインドネシアンかき揚げ)とトゥミス・トゲ(もやし炒め)をプラスしました。
ここのルンダン・サピはナシクニンさえあれば十分、というか他のおかずの味に邪魔されたくないくらい満足できます。
例えれば『ジューシーな肉の佃煮』!
そうそう、箸休めのアチャール(インドネシアのお漬け物)があれば完璧です。
インドや中近東の影響を感じるお料理です。
ルンダンは、スマトラ島のパダン料理の代表料理で、インドネシア全体でも代表料理としてその名を轟かせています。
実はここのを食べるまでは、ゴムのような固さのお肉を噛み切れなくて死ぬ思いをしたのがトラウマのお料理。
筋だらけだったり、固くて干し肉の様にカチカチだったり、塩辛かったり。
見た目は真っ黒であんまり食指が動かなかったお料理でした。
私がバリ島に住むようになった当初、「いやいや、ほんとうは美味しいはずだ!」と何度かは挑戦してみました。
なぜならば、昔、東京でインドネシア料理を習っていた時、他の生徒さん達(皆、超インドネシア通)から「ビーフルンダンは美味しいよね〜!」と特別なお料理として耳にしていたのです。時間がかかるのでお料理教室では作れなかった幻のお料理。
もちろん、高級ホテルのビーフルンダンは美味しく頂いてきました。だけど病付きほどにはなりません。パダン料理屋ではことごとくゴムの塊に当たった私?。
あのお料理教室の方達はジャワやスマトラ通でしたから、これはスマトラ島へ行かないと美味しく無いのかもな〜とすっかり諦めていました。
そんなある日、ダプール・オマでおかずが殆ど売り切れていた中、しぶとく残っていたルンダン・サピをやむを得ず選んだところ「うぇえええ!なにこれ❕うま〜❗知らんかった〜〜〜」となったのでした。
このお店、おかず争奪戦になりますが、ルンダンは比較的残っていること多いかも。
まっくろな見かけからはこの美味しさが想像付きにくいかも。
その後、3年前の2017年、CNN travelの恒例の世界ベストフードの発表でなんとルンダン・サピが世界一美味しいお料理に選ばれてたよ!と日本の友達が報告してきてくれました。
『世界ナンバー1フードがルンダン・サピ??!?』
ちなみに、ナンバー2がナシゴレン・・・ナンバー3が寿司(寿司がナンバー1だと思うがw)その他も凄いマニアックで偏ったデータなので眉唾モノだけども、ちょっと嬉しい気分です。その後も?毎年の発表で必ずランクインしているメニューでした。
私ならイカンバカールのサンバルマタか、アヤムベトゥトゥとかの方が上位だけどもなぁ〜。。ルンダンは難しいお料理だから、美味しいのに出会うのが重要かも。
多分、本場パダンでのルンダンは相当に美味しいのではないでしょうか?
バリ島でのルンダン・サピは期待しないほうがよいですが
このお店のは必食!!!???
本場を知らない私が言うのもなんですが間違いないと思います。
このお店では、他のお料理もどれも美味しくて?絶賛します???
何を食べても美味しくて新鮮!大人気のお店です。
(?こちら数年前のDapur Omaについてのブログです!)
コロナ禍に伴って暫く閉店していましたが、このお店の裏側に住む白人在住者にも支持されるお店なので間もなく開店し、目下テイクアウトで繁盛しています。
おかずがそろう11時過ぎから13時くらいがおすすめです!レッゴー???
Waroeng Dapoer Oma
Jl. Danau Buyan No.34, Sanur
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